2008年11月30日日曜日

松方弘樹が日本を救う?!

クロマグロの漁獲量が削減される…
この話題は我が家でもちょっと前から問題視されている。

「北海道の人間は鮭しか食わんのだからどうでもいいだろう」
と思われるかもしれませんが、われら北海道の人間も鮭やサンマのほかに
マグロは好物であります。というか、もはやマグロは国民魚。
それがどんどん遠のいていく。
いえ、もちろんキハダでもメバチでもかまいません。
でも憧れじゃないですか、クロマグロ。
私たちの手の届かない遠くの海に去ってしまうのかと思うと
「こうなったらドラえもんの道具「バイバイン」で倍にしたい」と思うほどです。
考えれば考えるほどマグロが食べたくなっていた頃に

「松方弘樹、300キロのクロマグロを釣る!」
というニュースが携帯の待ち受け画面に流れてきました。
「何で一個人が釣った魚の話がニュースに…」と思ったのですが
その次の瞬間に「これだ!」と私は思ったわけです。
釣りと女が大好きな彼に、日本を救ってもらえばいいのではないでしょうか。

クロマグロの漁獲量が減っても、彼が都度300キロもの
巨大マグロを釣れば、100キロのマグロ3頭分。
300キロのマグロを10頭釣れば、100キロのマグロ30頭分。
あまりにブラボーな計画ではありませんか!
もう、芸能活動などやめて、日本のマグロファンのために
彼は漁師に転向すべきではないのかと。

もしそんな社会貢献をなしえたら、私は松方弘樹ファンに
なってしまうかもしれません。
ただ気になるのは、その300キロのクロマグロがその後
どうなったのか、ということです。
市場に出回ったのか?松方弘樹、及びその釣り大会か何かに
参加した人々の胃袋の中に余すことなく収納されてしまったのか。
後者だとしたら、ちょっと左手で握り拳を作ってしまうでしょう。
まあ、でも今回だけなら特別に許しましょう。

松方弘樹よ、次は日本のためにクロマグロを釣ってくれ!

2008年11月28日金曜日

北海道の冬、真相に迫る!

写真のレゴは、問題8をもとにして作ってみましたが、かまくらの前には白骨化した馬と人…
かなりブラックな仕上がりになってみました。
ちなみにかまくらの中の人が手に持っているのは肉の塊です…
彼が馬を食べた…?いやいや怖いですね。

さて、先日UPした北海道の冬、ウソ?ホントテストの解答です。
1 〇 冷凍ミカンもそうですが、牛乳パックの中に水を入れて
    アイスキャンドル作りなどもできます。ただし、釘が打てるほど
    硬く凍ったバナナはできません。

2 〇 これって意外かもしれませんが、普通に出ます。
    最近ではニュース速報と間違わないように下の方に水道の蛇口の
    絵入りで小さく出ることもあります。

3 〇 昔はよく凍っていたので、やかんのお湯をかけて融かしていました。
    でもお湯がまた凍ってドアが開かなくなるという悪循環に見舞われます。
    現在では道東地方くらいですかね、これ見るの。

4 × そんなことしません。でも私がかつていた職場では若手は雪像づくりのコ
    ンテストに参加するのが義務でした。ロボットコンテスト並みに熱い戦いで
    したね。

5 × 除雪車は持ってませんが、除雪機はあるという家庭、融雪槽を持つ家庭
    など 結構ありますね。

6 〇 毎年一度はこういう目に遭います。しかもそのくらいの雪なので
    車の場所まで行きたいんだけど、膝くらいまで雪が積もっていて
    そもそも自分が前に進めない…ということも。
   
7 〇 もちろん〇です。しかもスキーのゴーグル着用で登校する子も珍しくあり
     ません。 さすがにスキーで登校はしませんが。

8 × 多くの人がだまされたことでしょう。北海道のホームレスはどこへ行くので
    しょう。
    これちょっと想像して怖くなったんですけど、仮にかまくら
    作って越冬したとして、ホームレスを襲撃する高校生とか中学生に
    寝ている間にかまくら壊されて中で死んでたってことになったら…
    そうした末路が今回のレゴかまくらの前で白骨化していた2体?
    私としたことが…恐ろしいことに手を染めてしまいました。

9 〇 部屋の中がとても暖かい状態でキープしてあるので、アイスクリームなど
    余裕で食べますね。メタボまっしぐらですかね。

10 〇 最近は地球温暖化の影響なのか、そこまででかいものはできない年が
     多いのですが、校庭で練習してシーズンに2度はスキー場で滑ります。
     ちなみに、雪のあまり降らない太平洋側などは、冬にスケートをやりま
     す。 日本のスピードスケート選手は帯広近郊や釧路あたりに集まって
     いますよ。

そうそう、冬底についての疑問がありましたね。
北海道の人間は雪の上を軽快に歩くために冬専用の靴があり
靴の底に溝の深いゴムがあり(タイヤを想像してみましょう)
さらに子供の靴などはかかとに「爪」と呼ばれる金具がついていて、
それでガリガリと雪の上を歩きます。冬用の靴は当然高いですね。

そんなこんなで、私は今回かなり真面目に、誠実に、詳細に解答解説を
行っちゃいましたね。私もやればできるんですよ、実はね。

2008年11月27日木曜日

北海道の冬、ウソ?ホント?

先日、東京支社から「遊び過ぎだから出頭しろ」とメールが入った。
それはまあ冗談だが、出向者会議なるものが開催され、私は支社まで出頭した。
我が家から地下鉄で1本なはずなのに、いつも降りる駅を間違えたり
出口を間違えたりで、これまでただの1度も
まっすぐ支社にたどり着けた試しがないのだが
やはりこのときも出口を間違えて一瞬迷子になり、妻に助けを求めた。
私がもし徘徊老人になったら、必ず皮膚にチップを埋め込んでもらわなくては。
いや、今すぐにでも体に埋め込んでもらいたい。

それはいいとして、会議の後に懇親会があり、
そこで「東京はこれからの季節がいいんだよ」と
東京歴が長い先輩の社員に言われた。
雪のない冬の快適さ、それはもうなんとも言えないらしい。

そういえば先日妻がブーツを買ったのだが「冬底じゃない!」と
かなり驚愕していた。冬の靴もいらない、手袋もたぶん毛糸でOK。
まつ毛が凍ることも、鼻水が凍ることもなく
つるつる路面で転んで捻挫する心配もない。
ブラボーだ、確かに。

1週間ちょい前に「ササラ電車初出勤」の記事を読み
ササラねーと遠くを見つめたわたしだったが
北海道の冬は過酷そのものだ。

以下に記した北海道の冬、ウソ?ホントテストにぜひトライを。

1 マンションのベランダで冷凍ミカンができる、ウソかホントか?
2 ニュース速報のテロップが出るのと同じように「水道凍結注意」
 というテロップが出る、ウソかホントか?
3 ドアが凍って開かなくなり、外に出られないこともある、ウソかホントか?
4 小学校高学年は冬の図工で「雪像づくり」をする、ウソかホントか?
5 一戸建てを持つ家では「マイ除雪車」を持っている、ウソかホントか?
6 朝起きたら、車が雪に完全に埋もれてしまい
  どこに誰の車があるのか分からなくなることがある、ウソかホントか?
7 幼稚園児から小学生までは毎日スキーウエアで登校する、ウソかホントか?
8 冬のホームレスはイグルーやかまくらを作って越冬する、ウソかホントか?
9 北海道の人は寒さに強いので、
  冬でもアイスクリームの消費量が落ちない、ウソかホントか?
10 北海道では校庭に縦5メートル、横20メートル、高さ5メートル強の
 雪山を作ってスキー場代わりにスキーの練習をする、ウソかホントか?

コメントに解答をどうぞ。
そんなこんなで私は生まれて初めて雪のない冬を体験する。
「冬将軍がついに来たか」というと、下の子は
「誰がきたの?怖い人?」と言った。
そう、ある意味怖いよね。

2008年11月24日月曜日

コスモクロックが「タイムショック」な世代

私は昨日家族とともに、横浜へでかけました。
今まで幾度も行こうとしていたにも関わらず、
長男発熱、長男その後水ぼうそう、続いて次男水ぼうそう、
私がレポートでグロッキー状態
妻が風邪ひき、バンドに明け暮れ
次男が喘息で入院、私もおこぼれをもらって喘息、と
行く気になるたびに何かで「また今度」になっていました。
しかしついに昨日半年来の夢をかなえたというわけで感慨に浸っています。

私は行く前から35歳にもなってるくせになんだかわくわくしてしまい
つい、あの「コスモクロック」をつくってしまいました。
こんなことせずに修士論文づくりすればいいものを、
つい現実逃避。
観覧車が完成したことにかなりの興奮でしたが、
横浜へ行ってみると、いかに自分の想像の産物が「しょぼい」かを痛感。
いかに自分が「木を見て森を見ず」だったかを反省。
もうゴンドラに人乗せるのでワクワクして「俺すごいかも」なんて思ったりして。
まあいつも「木を見て森を見ず」状態、いや「実を見て森を見ず」なんですが。

夕暮れのコスモクロックに乗った後に作ったらこんな感じになりました。
やっぱり見てから作ると違うもんです。
え?あんまり観覧車っぽくないですか?
妻が「タイムショックみたいだよね」と言う。確かにね。
私はリアルであの番組を見た記憶はあまりないのですが
「クイズ・タイム小学生」という深夜番組はちょっと見てましたね。
ご存じの男性、ちょっと笑っていただけると幸いです。
そこで妻と「思い出のクイズ番組」について話したのですが
彼女「タイムショックといえば「現代は時間との戦いです」だよね」と言いだし
「私はやっぱりクイズ100人に聞きました」と「世界まるごとHOWマッチだな」
だそうで、何かにつけて昔の記憶がない私としては
「アメリカ横断ウルトラクイズ」くらいしか思い出に残っていません。
もちろんタイムショックも見ていた気はするのですが「現代は時間との戦いです」
なんてそんなセリフありましたかね。「今何問目?」という問題さえも
妻に「あれあったよね」と言われなければわかりませんでした。
しかもHOWマッチで石坂浩司とビートたけしのやりとりがどうしたとか
あそこに出ていたチャック・ウイルソンは何ジンだったのか?
などとマシンガントークをされても、本当に小学生時代私は北朝鮮にいたのか?
と思われるくらいにテレビの思い出がありません。
テレビといえば「キン肉マン」「ガンダム」程度ですか。
妻には「大物はそんなもの見ないよ」と言われました。
所詮私は小物なので言い返す言葉もなかったのですが…
ちなみに妻は私の1つ上です。
でもあのコスモクロックを見て「タイムショックだ」と心の底で思っていたあたり、
ナイス30's同士ですね。ホッとしました。

2008年11月22日土曜日

家庭における「不都合な真実」

一億総オバマ化が進んでいるようですが、
私的には修士論文のテーマのこともあるので
あえて、いまさらながら「ゴア化」してみることにしました。

ところでみなさん、今日は何の日だかご存知ですか?
11月22日はなんと「いい夫婦の日」です。
まああの小室哲哉もこの日に合わせて保釈されましたね。
あれは妻KEIKOが「あなた、私たちの結婚記念日を忘れてないわね、
出てきたら「ほっともっと」でお弁当買って、第3のビールでお祝いよ」
という思いを込めてこの日をめがけて保釈請求したのでしょう。
やはり妻は強いです。

そういえば、昨日の朝日新聞の記事に、電通とリクルートが行った
首都圏の夫婦調査の結果が載っていたのですが、博報堂も似たようなことを
やっていたので中身の想像がつく方も多いかと思います。

この電通・リクルート調査によると、首都圏の50~64歳の男女1800人に対し
「配偶者に対する感情は?」と尋ねたところ
「恋愛感情」な夫が23%、妻は11%
「友情」は男女とも42%で並んだとのこと。
ところが驚きはこの先で、
「無関心」は夫が27%に対して妻が32%
「嫌悪・不愉快」は夫8%に対して妻が15%という結果になっていました。

まあ恋愛感情がなくなっても友情まではよしとしましょう。
やはり子育てやらその他の荒波を一緒に乗り越えていくうちに
「同志!」みたいな感情は生まれてくるものです。
でもねえ、「不愉快」はないでしょう。いまどき「不愉快」って。
これぞまさに「不都合な真実」ですね。

今私の胸は怒りに打ち震えております。

はからずも熱くなってしまいましたが、
我が家は妻のブログを見る限りでは私にまだまだ好意的
であるといえましょう。
もともと辛口な妻ではありましたが、東京に来てからというもの
「パパは本当におもしろくないよね」と人格否定。
苦しんで書き上げたレポートを見ても「こんなの全然ダメじゃん」
プレゼンの練習に付き合ってもらっても「そこしゃべりすぎ」
とことんダメ出しです。
さらにはこんな変化もあります。
結婚して10年。最初の頃は家の中に「クモ」や「ワラジムシ」を見かけると
「こわいからやっつけて」と言っていたのに
今では「捕まえるの下手じゃん!私がやるから」と私よりも
はるかに上手く「飛ぶクモ」を退治できてしまう妻。

完全に力関係が逆転している今ではありますが、
まだ私のためにメロンパンやお酒を買ってきてくれる
ささやかな優しさも残っています。
パンツも一緒に洗ってもらってます。
非常に単純な仕組みでできているので、
仮に怒らせても近所の100円ショップでお気に入りのチョコビスを
ちょっと奮発して3箱買っていくと機嫌も直ります。

そうした小さな心温まるエピソードが積み重なっていく
結婚生活というのは非常に楽しいものです。
妻は今日二週間に一度の「バンド練習」にでかけます。
帰りにおそらく西友で酒を買ってくると思われるので、
今夜はレゴ作品を作りながら一緒に一杯やります。
既婚者の皆さんもぜひ素敵な「いい夫婦の日」をお過ごしください。

2008年11月20日木曜日

21世紀に求められるサンタ像とは




先日、私の妻が「週末、南船橋に行くから」と言い出した。

「行く」というとき、妻の場合「行ってみたいな~」とか

「行こうと思ってるんだけど、どう?」というニュアンスは一切なく、

「行くから私の言う通りについてきて」ということを意味しており、

案の定今回もすでに電車の乗継方法も何もかも下調べ済みで

私はそのプランに参加する以外のオプションがない状態だった。


行った先は南船橋のIKEA。

大きな倉庫のような店に「これでもか」というほど家具や雑貨があふれていた。

おまけに学食のようなカフェテリアでは「ここはマクドナルドか?」

と目を疑わんばかりの「100円ホットドック」

「100円ソフトドリンク飲み放題」の案内板。

子どもたちは腹の中のみならず顔全体がコーラ色に染まるかと思うほどペプシを飲み続けていた。

もちろんその後何度もトイレへ連れていくのは私の役目。

                                    







まあ結局そこではちょこちょこと台所用品を買い、

ついでにクリスマスオーナメントも購入。

早速我が家ではツリーが出されてクリスマスモードに入った。


この時期、毎年非常に難儀である。

数年前、世の中のことを少しずつ知るようになり、

サンタはもしかしたら父なのでは?と思い始めた長男。

せめて小学校低学年までは「サンタは存在するのだ」

と信じていてもらいたい、という私のくだらない「父のロマン」のために

妻が嘘をつき通した結果できあがった

「我が家のサンタ像」に沿って会話をしなくてはならなくなったのだが、

これがかなり厳しい。


長男が最初に「うちには煙突がないからサンタは入れない」と言い出した。

そういうことを言う子のいる家庭は結構あるだろう。

たいていは「ベランダから来る」とか言うのだろうが、妻はそこで

「インターホンを押してくるから、

夜遅くまでパパかママが起きてサンタを待ってるんだよ」といった。

オートロックマンションなので、

来客はすべて1階エンタランスで部屋番号を押す。

画面に顔が映り、不審者でなければ解錠する。

私は「普通にベランダから来るって言えばよかったのに」と言うと

「マンションの壁登ってくるサンタなんて怪しくて絶対に挙げ足とられるって。

その時にやっぱりインターホン鳴らしてる、

って訂正したら疑われるよ」と言われて

仕方なしにそういうことにした。






                      

しかし翌年に、長男は新たな疑問を持つ。

妻が「そんなに悪いことばっかりしてたら

サンタに来なくていいって言うよ」と叱ったところ

「え?ママ、サンタと話したことあるの?」となって困った妻が

「サンタのメールアドレス知ってるから、報告してるんだ」ということになった。


嘘に嘘を重ねるとはまさにこのこと。

結局我が家に訪れるサンタクロースというのは、

フィンランドの本家サンタに任命された日本人サンタ数名のうちの一人で、

フィンランドサンタに妻がメールでリクエストしたプレゼントを日本人サンタが

百貨店などで買い求め、聖夜の夜に各自国内を分担して子供たちのもとに届ける、というシステムだ。

フィンランドの本家サンタはフィンランド語しか話せないために

各国語に精通した秘書数名が毎朝メールをチェック。

クリスマスまでにいい子にしているかどうかは

随時各世帯の母親ないし父親から

本家サンタのところにメールで報告されている。

日本人サンタは直前までプレゼントは買わず

「あの子はいい子じゃないからプレゼントは買わなくてもよい」と

フィンランドサンタが子どもたちの素行から判断した場合、

日本人サンタは「おとどけリスト」から悪い子たちを抹消していく。


という具合いに、かなり夢のない設定になっている。

都度新たな疑問をしつこく投げかけてくる長男に対し、

都度新たな嘘で応酬。



おそらくすべてが嘘であることは現在2年生の長男も知っているだろう。

それでもさらに疑問をぶつけてくるところに

息子の両親への挑戦!を感じる。

もうかなり限界なのに、妻もかなりの負けず嫌いなので絶対あきらめない。

21世紀を生き抜くために、サンタクロースは冷酷でITに強い

有能な経営者でなくてはいけないようだ。

かなり夢のないサンタである。



2008年11月18日火曜日

チェス思考に学べ。

我が家には25年もののチェスセットがある。
このチェスセットは妻が嫁入り時に持参したものなのだが、
なんと彼女は小学校5年の時に「オセロ・チェスクラブ」なるものに入っていて
そのときにチェスを学ぶべく父親に買ってもらったのだ。

そのチェス盤が再び日の目を見たのが今から3年前のこと。
前の年の大掃除のときにみつけたチェス盤に感激して、夫婦で対戦でも…と
思っていた頃に長男が「これ何だ!」と参入してきて、
本格的にチェス攻略本を買い、家族揃って駒の動きから学んだものだ。
それから1か月ほどで当時5歳だった長男は妻をチェスでこてんぱんにやっつけ
(オセロ・チェスクラブの威厳はすでになくなっていた)
私もほどなく長男には負けるようになった。

基本的にしつこいタイプの長男は、
とにかく自分が勝つまでひたすらゲームを辞めないという面倒な性格。
恐ろしいくらいにしつこいこの性格を何かほかのところで活かせないか、
というのが私たち夫婦の今一番の関心ごとと言っても過言ではない。

まあそれはいいとして、駒までは作れなかったものの、チェス盤を作ってみた。
え?そんなの簡単だって?
確かにおっしゃるとおり。
私も最近ようやく喘息から解放されたばかりなので、この辺でご勘弁を。

もえあがーれ、がんだむーー。

長男が作ったコアファイター。
かなり素晴らしい出来に親バカ万歳。

えきぞちーっく、じゃぱあああああん!

やはり富士山でしょう。
妻は今年のわれわれの10回目の結婚記念日を富士山頂で迎えたいと
訴えていましたが、諦めてくれて本当に良かったです。
家から駅まで5分の距離に住んでいながら、そこまで走るのすら
息が切れて膝ががくがくになる私ですからね。

2008年11月16日日曜日

世界4位は「伊達」じゃない!

 我が家は3年くらい前からチラチラとテニスブームに沸いている。
きっかけは長男が「テニスを習いたい」と言ったことからで、私たち夫婦はテニスと無縁の
生活を送っていただけに「いきなりテニスってなんだね???」と驚きをもって
長男の発言を受け止めた。何に対しても比較的冷めている長男が自分から何かを
「やりたい」と言い出すのは極めて稀で、彼は5歳からテニスを始めることになった。

レッスンの付添に毎週いくうちに、私も「なんか楽しそうだな…」と息子がうらやましくなり、
生まれてから30数年全くラケットを持ったことがなかったにもかかわらず
硬式テニスを習い始めることにした。実に息子がテニスを始めてから3か月後のこと。

それから私は中級クラス進級目前で東京へ来て「勉強が忙しい」ので現在は
スクールに通っていない。今は、次にラケットを握るときにはもう走れないかも…と
老化現象におびえながら過ごしている。
長男は東京に来てからもスクールに通い、テニスの王子様やBaby Stepといった
テニス漫画にも手を染めはじめた。将来はプロになるとまで言っている。
熱しやすく冷めやすい妻はF1から佐藤琢磨がいなくなってから、次なるターゲットとして
錦織圭を追いかけ、ついにテニスの話題に参加してくるようになった。
次男は適当な性格なので、テニスをやると言ってみたり、嫌いだと言ってみたり。

まあそれはいいとして、全日本選手権の結果には本当に驚愕した。
クルム伊達公子選手優勝!
38歳でも、12年のブランクがあってもこの強さ。驚きの結果に私たち夫婦も沸いた。
NHKでの放送を録画予約していたので、結果は知りたくなかったのだけれど、
ネットでも携帯でも速効ニュースが流れていて試合を見る前に結果を知ってしまった。
情報が早いのはいいような悪いような。
いずれにせよ、強い妻というのは素晴らしい…
来年は世界を目指すクルム伊達公子。元世界4位はやっぱりすごい!

そんな感動をレゴで表現したのがこの作品。
自分では出来栄えに満足。
うーん、納得。

2008年11月14日金曜日

俺と流行(ながれ)と総武線

 今日、私の妻が荻窪に買い物に行って帰ってくる途中にメールをよこした。
「今、萩原流行に会ったよ」
なぜ今「ながれ」なのだ。しかもこんなところで、こんな中途半端な有名人と…
妻いわく、「ながれ」は駅方面に向かって歩いて行ったらしい。
しかも白いテンガロンハットにやはり鋭い目。
「あれは間違いなく「ながれ」だったよ」と何度も言ってたね。

ところで「ながれ」は駅に向かって本当に電車に乗るのだろうか。
だとしたらかなり庶民的な俳優ということになる。
そして電車に乗ったのだとしたらどこへ向かったのだろう。
仕事なのだろうか、それとも今日は彼の休日で、買い物か何かででかけたのか?
総武線に乗ったのだろうか、それとも中央線快速?

考えれば考えるほど気になる、ながれ。
近所に住んでいるらしいという話はどこかで聞いたことがあった。
でも私は一度も彼に会ったことがない。
いや、電車の中で実はテンガロンハットの彼に会っていたり、隣に座っていたかもしれない。
しかしとにかく必死に本を読んだり資料に目を通しているだけの私には
車窓の風景はもちろんのこと、「ながれ」がいるかどうかなんてまさに「アウト・オブ・眼中」

なんてことだろう。
私の東京生活はあと数か月だというのに、私がこの東京で見た有名人といえば
有明コロシアムのロイヤルボックスで険しい顔をしていた中川昭一と
サービス精神旺盛な熱い男、松岡修造くらいなものだ。
妻のように何気なくすれ違ってみたかった。

まあそれはいいとして、私は今回、日々利用している総武線の電車を再現してみた。
東京の思い出をひとつ、またひとつ作っていくことにしたのだが
図らずもこれ、すごいじゃないか。
もちろん駅のホームで待っている白い帽子をかぶったフィギュアは「萩原流行」

ちなみに後姿のフィギュアが2体、反対ホームを向いている格好なのだが、
これは私によく似た下の息子がわざわざ反対向きにして置いたものだった。
ちょっと感動、親バカ。

只今私は喘息の発作を起こして、気管支拡張テープを胸に貼っているのだが
薬のせいか、昨日からかなりオヤジギャグが炸裂し、手元がプルプル震えている。
ハイテンションな中で、この週末も何かにとりつかれたように作品を作り続けるだろう…

2008年11月13日木曜日

獄中の小室哲哉に贈るレクイエム

 みなさん、市ヶ谷LEGO Streetへようこそ。
子ども以上にレゴにはまり、レゴに人生のすべてを注いだ私の珠玉の作品を
このブログにて紹介させていただきます。
期間限定ですので、お見逃しないよう、よろしくお願いします。

今回最初の作品はこの「ピアノ」
この売りは「可動式の蓋」でして、
演奏しないときには埃よけのために蓋を閉められる 本格的な仕様となっております。
誰に対しても手厳しい私の妻に言わせると「鍵盤バラバラで全然本格的じゃない」とのこと。
まあそれもまた味があっていいではありませんか。

ピアノ、といえば、最近大阪でお縄になってしまった小室哲哉氏。
我々ナイス30’sの輝かしき10代には欠かせない存在の彼。
バリバリのデジタル音、そしてその容姿と音楽に不似合いなほどの歌の下手さ、
さらには「気持ち悪いほどアイドル好きな大富豪」というアンバランス
はなはだしい存在として気持ち悪いんだけど、なんか口ずさんじゃうんだよね~
といった具合にしばらくは私自身もよく聞いていたんですけどね、
しかし年を取ってくるにつれて、
あのKEIKOや華原朋美の高音が超音波にしか感じられなくなった頃から
私も小室音楽にはついていけなくなりましたね。
私も成長したということでしょうか。

21世紀になりました。
そうです、私もすっかり大人。
歌詞のある曲はうるさくてたまりません。
デジタル音なんて、もはや息子の変身グッズかパチンコ屋かぐらいなもので
小室サウンドなんて懐メロ状態です。
「そういえば最近みないねえ」なんて言ってた矢先に「お縄」です。

週刊誌では5000円の牛乳をお取り寄せで愛飲していた!などとありますが
そんな価格の牛乳があるんですねえ、この世の中に。
牛乳飲んだらすぐ腹を壊すような私には関係ない話ですが。

小室さん、私のこの作品をあなたに贈ります。

では今日はこの辺で。
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