2008年11月22日土曜日

家庭における「不都合な真実」

一億総オバマ化が進んでいるようですが、
私的には修士論文のテーマのこともあるので
あえて、いまさらながら「ゴア化」してみることにしました。

ところでみなさん、今日は何の日だかご存知ですか?
11月22日はなんと「いい夫婦の日」です。
まああの小室哲哉もこの日に合わせて保釈されましたね。
あれは妻KEIKOが「あなた、私たちの結婚記念日を忘れてないわね、
出てきたら「ほっともっと」でお弁当買って、第3のビールでお祝いよ」
という思いを込めてこの日をめがけて保釈請求したのでしょう。
やはり妻は強いです。

そういえば、昨日の朝日新聞の記事に、電通とリクルートが行った
首都圏の夫婦調査の結果が載っていたのですが、博報堂も似たようなことを
やっていたので中身の想像がつく方も多いかと思います。

この電通・リクルート調査によると、首都圏の50~64歳の男女1800人に対し
「配偶者に対する感情は?」と尋ねたところ
「恋愛感情」な夫が23%、妻は11%
「友情」は男女とも42%で並んだとのこと。
ところが驚きはこの先で、
「無関心」は夫が27%に対して妻が32%
「嫌悪・不愉快」は夫8%に対して妻が15%という結果になっていました。

まあ恋愛感情がなくなっても友情まではよしとしましょう。
やはり子育てやらその他の荒波を一緒に乗り越えていくうちに
「同志!」みたいな感情は生まれてくるものです。
でもねえ、「不愉快」はないでしょう。いまどき「不愉快」って。
これぞまさに「不都合な真実」ですね。

今私の胸は怒りに打ち震えております。

はからずも熱くなってしまいましたが、
我が家は妻のブログを見る限りでは私にまだまだ好意的
であるといえましょう。
もともと辛口な妻ではありましたが、東京に来てからというもの
「パパは本当におもしろくないよね」と人格否定。
苦しんで書き上げたレポートを見ても「こんなの全然ダメじゃん」
プレゼンの練習に付き合ってもらっても「そこしゃべりすぎ」
とことんダメ出しです。
さらにはこんな変化もあります。
結婚して10年。最初の頃は家の中に「クモ」や「ワラジムシ」を見かけると
「こわいからやっつけて」と言っていたのに
今では「捕まえるの下手じゃん!私がやるから」と私よりも
はるかに上手く「飛ぶクモ」を退治できてしまう妻。

完全に力関係が逆転している今ではありますが、
まだ私のためにメロンパンやお酒を買ってきてくれる
ささやかな優しさも残っています。
パンツも一緒に洗ってもらってます。
非常に単純な仕組みでできているので、
仮に怒らせても近所の100円ショップでお気に入りのチョコビスを
ちょっと奮発して3箱買っていくと機嫌も直ります。

そうした小さな心温まるエピソードが積み重なっていく
結婚生活というのは非常に楽しいものです。
妻は今日二週間に一度の「バンド練習」にでかけます。
帰りにおそらく西友で酒を買ってくると思われるので、
今夜はレゴ作品を作りながら一緒に一杯やります。
既婚者の皆さんもぜひ素敵な「いい夫婦の日」をお過ごしください。

3 件のコメント:

やまだ さんのコメント...

まさしく夫婦円満を体現されてて羨ましいばかりです。
わたくしも「パパは本当におもしろくないよね」→「そのおもしろくない男に惚れたのはだれだ?(にやり」なんていう妄想展開をしてみたいものです。

ちなみに、調査では夫→妻のがgood感情の比率が多く、妻→夫のがbad感情の比率が多い・・・。
つまりは夫→妻は好意的だが、妻→夫は好意的でないというすれ違いが発生していることが明白なわけですな。これはなかなか切ないデータですね。

かつくん さんのコメント...

まぁ、私はまず結婚してから考えます。
えぇ、未知の世界ですから。

レゴ風呂goo! さんのコメント...

切ないデータでしょう?

写真では「いい夫婦の日」のマークの
上をお金(小さくて見えにくいけど緑
のはお金なんですね)持って先を行く
女性とカバン持って追う男性でその切
なさを表現したわけです。

え?もちろん我が家ではないですよ。
少なくとも今のところは…

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